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1st Solo Exhibition
Stereotype
2020/12/23-12/28
America Bashi Gallery












Stereotype
2020
誰もが生まれた時からひとりひとり、個性という相違なる性質を持っている。
そこから家庭環境を始め社会の文化や風潮、また周りを取り巻くコミュニティにより
個人のパーソナリティは形成されていく。
その中で無意識に埋め込まれ固定化していく思想が先入観になる。
日本では幼少期よりコミュニティに迎合して生きていくことが美徳とされており、
一度個人に埋め込まれた固定観念を取り払うことは容易くはない。
日本社会で起こる“暗黙の当たり前”という枠組みは人々の思想までもを型どっていく。
その現場に違和感と憤りを感じて制作した。
本作は「主観」を金魚、「客観」を人物というモチーフに置き換え、
私たちはどちらの立場にも成りうる存在ということを表現している。
迎合化を望まれる社会の中でも自分の信念を持ち生きていきたい。
個人のパーソナリティが尊重され、誰もが自由に生きることのできる時代へ
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